西武新宿線新宿駅から、京王線に乗り換える。 幡ヶ谷駅で下車。 駅南側へ。南へ伸びる通り。 通りは、西原商店街になっている。 都心の下町商店街、という感じ。 ちょっと前は、もっと、賑やかだったのだろうけど。 そんな、西原商店街を、南へと、歩いてい…

西武池袋線も、高架になり、駅も、橋上へ。 すっかり、新しくなった。 そのうち、駅前広場周辺も、一新されるかもしれない。 だけど、ニュータウン郊外の、駅と、変わらないのだ。 駅は、鉄道で、都心と、直結される。 とすると、駅周辺も、都心と、直結され…

北へ歩き、しばらくすると、西武池袋線高架。 その、南側、もう一つ、西へ伸びる、新しい道路の、工事現場。 南北に伸びる、通りと、西側にある、石神井公園駅南口駅前広場とを、結ぶ、必要があるのだろう。 こうして、昔ながらの、石神井公園駅周辺は、新し…

しばらくすると、和田堀稲荷神社。 創建は、わかっていないが、江戸時代なのだろう。 名前になっている、和田堀、石神井池から、流出している流れで、石神井川に、合流していたようだ。 いかにも、田園の用水。 江戸時代、あたりを、開拓した折、整備された…

明治時代の地図を見ると、三宝寺池の、東側、細長い、小さな、池。 ただ、この池を、石神井池とは、呼ばなかっただろう。 さらに、その東側一帯、広大な、雑木林が、あったようだ。 雑木林といっても、ひょっとすると、今の、三宝寺池、北側、湿地帯と、同じ…

三宝寺池、東側、南北に伸びる、井草通りを、渡ると、すぐに、石神井池。 三宝寺池とは、違って、特に、北側、すぐ、池の近くまで、宅地化されている。 そういうのも、別荘地のようで、いいけど。 ちなみに、明治時代の地図を、見ると、実は、石神井池、存在…

しばらくすると、古めかしいが、立派な、民家。 池淵史跡公園、ということで、古民家が、園内に、移築された、ということだ。 建てられたのは、明治時代の初め頃。 当時の、地図をみると、今の、石神井公園の周囲は、田園地帯となっている。 池の周囲の、雑…

東へ歩いていくと、しばらくして、稲荷諏訪合神社。 創建は、わからないが、古い神社ではないだろう。 おそらく、江戸時代、ひょっとすると、もっと、新しいかもしれない。 あたりが、田園として、拓かれた頃かな。 あるいは、明治になった頃かも。 再び、東…

また、しばらく、進むと、今度は、小さな池。 水辺の、曖昧さが、作る、景観だ。 小さな島もあれば、小さな池も、ある。 武蔵野の台地は、台地、というだけではなく、こうした、湧水も、多い。 湧水の周囲、もし、平らな、地形なら、池の水は、溢れ、湿地帯…

また、しばらくすると、売店など、あったりする。 水ぬるむ春、ということだろうか、賑わっているようだ。 水辺だと、いっそう、暖かな、春を、感じるのかな。 それに、幻想的な、景観、目を楽しませてくれるに違いない。 武蔵野の台地には、こうした、池、…

水面に雑木林、という、幻想的な、景観。 しばらくすると、細い流れ。 まるで、箱庭のよう。 湿地、というわけでもないのだが、やはり、こういうの、湿地、なのかな。 低地なので、陸と、水辺が、はっきりと、分かれているわけではなく、このような、複雑な…

三宝寺池、北側を、東へ。 南側は、台地のようだったが、北側は、低地、湿地のようだ。 台地だから、石神井城が、あったわけだろうけど。 北側、池に沿って、歩く。 低地なので、だんだん、池と、陸地の、境目が、曖昧に、なってきて、とても、興味深い、景…

三宝寺池は、太古の昔から、あるので、その周囲、公園として、整備されたとしても、昔の景観を、残しているように思える。 春の日差しの中、雑木林、季節の、移り変わりを、感じさせられて、興味深い。 武蔵野の台地は、あちこち、このあたりと同じように、…

三宝寺池、石神井池、というと、石神井池の方が、有名だ。 でも、江戸名所図会を見ると、三宝寺池しか、載っていない。 もともと、石神井池は、存在していなかったからだけど。 三宝寺池は、天然の、池で、太古の昔から、あるのだが、石神井池は、新しく、作…

三宝寺池に沿って、西へ。 しばらくして、東側を、臨むと、三宝寺池の中、厳島神社が、見える。 厳島神社、池の島に、建っているわけだが。 江戸名所図会を見ると、当時は、もう少し、陸地から、離れていたらしい。 さぞ、美しい、景観だったことだろう。 他…

雑木林の中、西へ。 しばらくして、北へ、向かう。 三宝寺池の中、厳島神社。 創建は、わからない。 ちなみに、江戸名所図会を見ると、弁財天、と記されているので、もとは、弁財天神社、だったのだろう。 ひょっとすると、豊島氏が、進出した、室町時代、だ…

西へ西へと、歩いていくと、しばらくして、氷川神社。 創建は、鎌倉時代の次、室町時代。 創建の地は、ここから、少し、東側の地、らしい。 もともとは、彼の地にあった、石神井城の、城内に、建てられていたのだ。 ちなみに、石神井城は、豊島氏の、築いた…

途中、北へ曲がり、そのまま、北へ。 住宅地から、雑木林。 武蔵野の雑木林だ。 かつては、一面、森林だったのだろう。 ところで、明治時代の地図、見てみると、実は、石神井池、西側に、小さく、描かれているのみ。 当時、この小さい池を、石神井池、といっ…

禅定院、すぐ、南側を、東西に伸びる通り、旧早稲田通り、という。 変哲もない、通りなのだが、昔は、所沢道、といったらしい。 東側、今の、池袋あたりを、南北に伸びる、鎌倉街道と、西側、今の、国分寺あたり、南北に伸びる、鎌倉街道を、結んでいたよう…

西へ、歩いているのだが、禅定院、広く、まだ、境内続く。 ところで、ここらへんは、もともと、今の、王子、飛鳥山にいた、豊島氏が、西へ西へ、勢力を、伸ばして、開かれたらしい。 それが、鎌倉時代の後の、室町時代。 そのとき、禅定院も、創建されたのだ…

南へ歩いていくと、禅定院、がある。 創建は、鎌倉時代の後、室町時代、だろうか。 昔から、寺院が、あるということは、このあたり、早くに、開かれていたようだ。 田園が、広がったのは、江戸時代の頃だろうけど。 南北に伸びる、鎌倉街道とは、かなり、離…

雑木林の中、南に、歩いてみると、池がある。 あたりは、記念庭園、ということらしい。 高度成長を達成した安定期の頃、石神井公園の一部に、なっている。 それ以前は、第二豊田園、だったということだ。 もともと、あった、池を、中心として、庭園を、作っ…

石神井池の、すぐ、東側は、市街地なのだが、南側、公園になっている。 木々が、生い茂っている、緑地帯。 たしか、北側も、すぐ、市街地だったはず。 とすると、もし、溢水したとしても、それは、南側、ということかな。 石神井池、南側の、公園に入り、西…

すぐに、眼前、広大な、石神井池。 南北に伸びる、石神井公園通りの、すぐ、西側、水辺がになっている。 いままで、何度か、訪れているけど、この、間近さ、というのは、驚きだ。 たいてい、市街地、道路と、池とは、距離を、置いているのだけど。 おそらく…

西へ、歩いていくと、東西に伸びる、道路予定地。 石神井公園駅の、東側から、伸びてきている。 石神井公園駅周辺の再開発が、ここまで、及んできたのかな。 ただ、石神井公園駅から、北側、及び、石神井池から、南側には、特に、道路は、伸びていない。 ど…

笹目通り、環状8号線が、開通する前は、その代わりになっていたはずだ。 今も、混んでいるが、当時は、もっと、混んでいたように、記憶している。 笹目通りを、渡り、西へ。 しばらくすると、都営南田中団地。 東西に、細長く、棟が、配置されている。 その…

新しい、といっても、もう、何十年も経つ。 新しいけど、新しくはないのだ。 新しさ、そのものが、古びてしまった、ということか。 駅を出ると、郊外の、整備された、街並み。 ただ、賑やかな、商店街もなく、歓楽街もない。 実は、このことが、「新しい」、…

大泉学園駅に戻り、再び、西武池袋線、池袋方面へ。 そういえば、西武池袋線、高架複々線化の、工事中だった。 もう、完成間近だが。 どこまで、高架複々線化、されるのかな。 昔、保谷駅近く、大規模な、再開発計画が、あったように、記憶しているけど、保…

西武新宿線で所沢駅。 西武池袋線に乗り換える。 大泉学園駅で、下車。 ひところ、所沢や、練馬、その他、西武池袋線沿線、高層ビルが、多く建ったのだが。 最近は、もう、あまり、建たないようだ。 ということで、西武池袋線、ほとんど、乗っていない。 都…

突然、目の前が、開けた、と思ったら、日暮里駅西口。 ペデストリアンデッキになっていて、そのまま、駅舎へ、入れるようだ。 いままで、静かな、墓地を、歩いてきたので、東口の、高層ビル群も、見えるし、不思議な気分。 この世と、あの世が、一緒になった…