2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧
公園の、木々の中、西へと、歩いていくと、池がある。 雲形池だ。 このあいだ、訪れた、心字池の方は、江戸時代の頃の、濠を、残したのだが、雲形池は、新しく、作っている。 大名屋敷の、日本庭園を、そのまま、残したのかと思った。 そうではなく、しかも…
日比谷門から、日比谷公園に、入る。 日比谷公園、数ヶ月前、来たばかりなのだが。 高層ビルが、最近は、都心の、限られた、地域に、集中的に、建つので、新しい、高層ビルを、訪れていると、どうしても、こうして、同じ場所に、来てしまう。 仕方がないけど…
山手線の西側に出ると、有楽町。 有楽町という、町名は、江戸時代の初め頃、織田信長の弟、織田有楽斎の、屋敷が、あったことに由来するらしい。 それは、そうかもしれないが、今、こうしてみると、商業施設が、多いので、「有楽」、というのは、そういう意…
西へ、西へと、歩いていくと、南北に、伸びる、外堀通り。 さらに、進むと、北側に、泰明小学校。 そして、その西側には、高速道路の高架、がある。 高速道路なので、首都高かと、思ってしまうが、実は、この、わずかな部分だけ、首都高ではない。 高速会社…
西へ、進んで行くと、南北に伸びる、中央通り。 中央通りとの交差点、南東側には、松坂屋がある。 といっても、松屋も、松坂屋も、区別が付かないくらい、デパートには、興味がない。 ただ、通りすがっただけだが。 でも、ちょっと、見てみる。 松坂屋、名古…
細い道、南西へと、歩いていく。 しばらくすると、東西に伸びる、御幸通り。 御幸、というのは、天皇が、通った道、ということ。 この、道を、通って、今、築地のある場所にあった、かつての、海軍兵学校や、浜離宮を、訪れたらしい。 明治時代の頃だ。 その…
西へ、歩いていくと、すぐに、不思議な、道路。 晴海通りの、両側、膨らむように、弧を描いている、細い道があるのだ。 いったい、どういう、謂れのある、道路なのだろう。 答えを、いってしまうと、以下の通り。 もともとは、三十間堀、があり、三原橋、と…
晴海通りと、昭和通りとの交差点、南西側、いかにも、古そうな店。 足袋、手拭、等、商っている、和装小物の店、大野屋。 老舗、というところだろう。 日本橋近くだと、街並みが、江戸時代からなので、江戸時代以来の、老舗が、あったりする。 こちらは、創…
高田馬場駅で、東西線に乗り換える。 茅場町駅で、さらに、日比谷線。 東銀座駅で、下車。 地上に出ると、東西に伸びる、晴海通りと、南北に伸びる、昭和通りとの、交差点。 その、交差点の、北東側、KS計画の工事現場。 以前は、歌舞伎座、があった。 工事…
本郷通り、今度は、南へ。 春日通りとの、交差点に、戻る。 そういえば、菊人形見物で、もう一つ、話題があった。 雑踏の中で、迷子になっていた、女の子。 それを受けて、三四郎、里見美禰子が、二人きりになったとき、美禰子が、迷子の、英訳を、聞く。 三…
穴倉の急斜面を、這い上がるようにして、再び、大学構内。 西へ、歩いて、東京大学の外、南北に伸びる、大通り、本郷通りに出る。 その、本郷通りの北、少し歩いた先、東側に、入ったところに、三四郎は、住んでいたらしい。 三四郎、里見美禰子、彼らだけで…
世間では、穴倉かもしれないが、野々宮にとって、むしろ、華やかな、場所、なのかもしれない。 いったん、学校に入り、外のことが、見えなくなると、そうなるのかな。 まあ、それで、生活が、成り立てば、いいのだろうけど。 ただ、一般的には、かなり、難し…
しばらく、歩いていくと、通りの、東側に、東京大学の赤門。 東京大学、といえば、この、赤門、なのだが、実は、江戸時代、この場所に、あった、加賀藩上屋敷の、門だったらしい。 加賀藩上屋敷は、なくなり、東京大学になっても、赤門だけは、残ったのだ。 …
本郷通りを、北へ、歩いていくと、通りの、東側には、プラウドタワー本郷東大前。 最近、完成した、高層住宅だ。(工事中はこちら) 本来、山の手には、高層住宅は、建たないのだが、昨今の、世界同時不況の前、たまさか、景気が、よかったおり、勢いで、工…
北へ、歩く前に、少し、交差点に戻る。 菊坂への道と、交差点の、間に、西に伸びる、参道、のような、道路。 不思議な道路だが、その先には、本郷薬師堂、がある。 本郷薬師堂の、参道なのだろうけど、それにしては、大仰な感じ。 実は、もともと、この場所…
本郷通りを、少し、北に、歩いていくと、北西方向に、細い道が、伸びている。 その道の先は、下り坂、菊坂。 野々宮が、リボンをプレゼントした、若い女性、この、小説のヒロイン、里見美禰子が、住んでいるあたりだ。 町名は、真砂町。 実は、この場所、夏…
高田馬場駅から東西線。 飯田橋駅で総武線に、乗り換え、御茶ノ水駅で、さらに、丸ノ内線に、乗り換える。 本郷三丁目駅で、下車。 地上に出ると、東西に伸びる、春日通りと、南北に伸びる、本郷通りとの、交差点。 交差点の、南西側には、小間物屋の「かね…
みなとみらい橋を渡り、みなとみらいへ戻る。 橋の袂、地下道の入口。 どこに、通じているのだろうか。 今は、閉鎖されていて、通れないけど。 実は、この地下道、南側、国際大通りを、南進、赤レンガパークあたりまで、伸びているらしい。 ただ、さらに、そ…
みなとみらい橋を渡ると、山内埠頭。 といっても、とくに、何もない。 道路は、いったん、東へと、向きを変えるが、その、北側に、横浜市中央卸売市場が、あるぐらいだろうか。 しばらく、歩くと、また、橋。 コットン大橋。橋そのものは、北側に、向きを、…
臨港パークを出て、パシィフィコ横浜展示ホールの北側を、西へと、歩いていく。 しばらくして、南北に伸びる、国際大通りとの、交差点。 国際大通りに、入り、北へ。 東西に伸びる、とちのき通りとの、交差点を、過ぎると、帷子川に架かる、みなとみらい橋。…
北へ歩いていくと、丸い小さな池。 池は、外海と、繋がっていて、そこに、橋が架かっている。 その橋からの、眺め、さぞ、絶景だろうと思うのだが、実は、周囲、柵で、囲われ、立入り禁止になっていた。 どうしてだろうと、訝ったが、おそらく、この間の、大…
小さな波、打ち寄せる、臨港パークの岸部。 ここから、横浜港全体が、見渡せる。 港の、奥に、位置しているからだろう。 そういえば、バブルの前、横浜に来たときは、横浜港の南側にある、大桟橋に行ったんだっけ。 国際客船ターミナルがあって、当時、たし…
パシィフィコ横浜展示ホールの、東側一帯には、臨港パーク。 鮮やかな草色の、芝地と、木々の緑が、美しい。 完成したのは、やはり、バブルの頃。 昭和の初めに、完成した、山下公園は、有名だが。 そういえば、山下公園、バブルの前に、訪れたことはある。 …
いちょう通りを、北東へと、歩いていく。 そこそこに、賑やか、とはいえ、天気がよくないせいか、横浜みなとみらい、沈んだ雰囲気だな。 なんとなく、どんよりとしている。 しばらくすると、眼前に、広大な、建造物。 パシィフィコ横浜展示ホール。コンベン…
高田馬場駅で、山手線。 渋谷駅で、東急東横線に、乗り換える。 そのまま、乗っていると、横浜からは、みなとみらい線。 横浜は、ひさしぶり。 もう、横浜を、ひんぱんに、訪れる、なんて、ないなあ。 渋谷でさえ、ないわけだから、当然かも。 みなとみらい…
緩やかな坂を、下っていくと、西側に、小さな、社。 亀塚稲荷神社だ。 名前から、推察されるように、もともとは、亀塚に、あったらしい。 江戸時代、いつの間にか、こちらに、移ってきている。 そういえば、境内には、仏教の石製卒塔婆、板碑が、残されてい…
北へ北へと、進んで行くと、しばらくして、下り坂。 聖坂、という坂。 その昔、高野山の僧、高野聖の、宿所があったので、聖坂、というらしい。 それが本当なら、その、宿所こそ、竹芝寺、なのだろうか。 はっきりとは、わからないけど、位置関係からして、…
亀塚公園の北には、済海寺。 創建は、一帯の、寺社と、同じく、江戸時代の初めだ。 ただ、済海寺、そして、亀塚公園を含めた、場所には、かつて、竹芝寺、という寺院が、あったらしい。 平安時代の終わり頃、「更級日記」に、登場している。 だが、それ以外…
北へ北へと、歩いていくと、しばらくして、道路の、東側に、亀塚公園。 公園内に、亀塚、という、塚がある。 さっき、通ってきた、三田台公園から、この一帯、太古の、暮らしがあったことが、わかったわけだが、とすると、この、亀塚は、古墳、なのだろうか…
しばらくすると、通りの、西側に、常教寺。 おそらく、こちらも、江戸時代の、初め頃の、創建か。 明治時代初めの、地図を、見ても、載っていないけど、これは、寺院が、密集していて、名前を、載せられなかったのかもしれない。 それほど、あたりには、寺院…