日比谷線日比谷駅(日比谷公園 雲形池)

日比谷公園 雲形池

公園の、木々の中、西へと、歩いていくと、池がある。
雲形池だ。
このあいだ、訪れた、心字池の方は、江戸時代の頃の、濠を、残したのだが、雲形池は、新しく、作っている。
大名屋敷の、日本庭園を、そのまま、残したのかと思った。
そうではなく、しかも、日本庭園、でもない。
ドイツ式庭園、ということだ。
もっとも、ドイツ式庭園、どういうのか、わからないけど。
あえて、言うと、自然の風景を、追求した、イギリス式庭園、幾何学模様を、追求した、フランス式庭園、それらの、折衷が、ドイツ式庭園、らしい。
とすると、目の前の、雲形池は、自然の池に見えるので、イギリス式庭園、なのだろうか。
たぶん、そうなのだろう。それに、そういえば、そもそも、日比谷公園、日本初の、西洋式公園、だったな。
さあ、そろそろ、帰ろう。
もう、少し、ゆっくりしていたいけど。
公園内、東へ。
今度は、いつ、来ることになるのだろう。
などと、考えながら、急いで、歩いていく。
(2011年7月記)