西武池袋線石神井公園駅(石神井町一丁目 和田堀稲荷神社)

石神井町一丁目 和田堀稲荷神社

しばらくすると、和田堀稲荷神社。
創建は、わかっていないが、江戸時代なのだろう。
名前になっている、和田堀、石神井池から、流出している流れで、石神井川に、合流していたようだ。
いかにも、田園の用水。
江戸時代、あたりを、開拓した折、整備されたと思える。
あたりの地名も、和田、といったようだ。
ちなみに、明治時代の地図をみてみると、なぜか、和田堀、石神井川に、なっている。
ひょっとすると、江戸時代より前、石神井城があるとすると、もともと、和田堀は、石神井川、だったのかもしれない。その石神井川を、整備して、用水にしたのが、和田堀、なのだ。
つまり、誤表記、ではなく、本来の、名称を、意識したのかも。
とすると、昭和の初め頃、和田堀を、堰き止めたのが、今の、石神井池、なのだが、当時、和田堀が、石神井川、という名称だったので、池の名称も、石神井池になった、とも考えられる。
和田堀を、堰き止めて、作られたのなら、和田堀池でも、よさそうに、思うのだけど、そうなってはいないのは、それが、理由なのかな。
和田堀稲荷神社を後にして、さらに、北へ、向かう。
(2013年3月記)