東麻布(マーレ東麻布)

マーレ東麻布建設現場

桜田通りへ出て赤羽橋方面へ歩く。
飯倉交差点を過ぎて坂を下っていくと、マーレ東麻布建設現場がある。
ところで、ここもそうだが、麻布、白金は、間違いなく都心の一等地であるに違いないが、しかし、広尾や番町、麹町のように全域が高級住宅街というわけでもない。
渋谷が青山、表参道の面だけでなく若者の街でもあるのと同じだ。
渋谷は、代々木八幡からと東側の渋谷川の合流地点で、大きな窪地になっている。
つまり、山の手に対する川の手、下町になる。
渋谷川はそのまま恵比寿まで南下し、そこから東へ向きを変え、三田で今度は北へ曲がる。
麻布十番でまた東へ向きを変え、そのまま海へ向かう。
その下町的な街の雰囲気も渋谷川に沿って分布しているような気がする。
恵比寿北部は庶民的な感じがするし、白金北部は、路地裏があるんじゃないかと思えるほど白金的ではない。
三田北部(三田小山)もなんか東池袋みたいな街並みだ。
そして、下町、特に山の手と関係する下町と高層ビルは縁が深いのだ。
山の手に高層ビルが建つことは(一部例外はあるけど)ほとんどありえない。
話をもとに戻すと、マーレ東麻布も麻布台という山手から渋谷川(川の名前は三田で古川になっている)の川の手下町(といっても下町があるわけではないけど)、赤羽橋への下り坂に沿って建っている(まだ工事中だが)。
(2005年12月記)