横浜線新横浜駅北口(常和新横浜ビル)

常和新横浜ビル

横浜線横浜駅北口を大通りに沿って北東側へ。
横浜アリーナの大通りを挟んで南側に常和新横浜ビルがある。
さっきの新横浜スクエアビルも常和新横浜ビルもバブルの終わりごろに竣工している。
やはり結構古い高層ビルなのだ。
そしてこのことは、バブル崩壊で街の拡大も止まってしまったことを表しているのかもしれない。
バブル崩壊後にできたとすれば、横浜国際総合競技場(今は日産スタジアムというらしい)ぐらいだろうか。
ワールドカップのお祭り騒ぎも今や懐かしい。夢のかなただ。
だが、新横浜でもっとも有名なのは、横浜アリーナかもしれない。
そして、バブルの時代の象徴かもしれない。思わず懐かしさがこみ上げてくる。
実は、かなり昔、一度だけ外人歌手のコンサートを見に横浜アリーナへ行ったことがあるのだが。
コンサートが終わって、たしか長い歩道橋で通りを越えたような記憶がある。
駅に向かう行列に混ざって、興奮覚めやらぬ気分で見た未来的な新横浜の都市空間。
ここからすべての未来が始まるという予感に満ちていたんだがなあ。
広大な水田しかない場所に新しく未来的な人工の街ができあがる。
そして、横浜とはまったく関係ないけど、横浜の副都心として新横浜と名付けられる。
なんだか新川崎ととてもよく似ているのだが。
大通りが開通し、地下鉄が伸びてきて、横浜アリーナが開業、高層ビルも建つ。そしてバブルが崩壊してしまう。
巨大すぎる横浜国際総合競技場ができたりするが。
やっぱりラーメン博物館がちょうどいいのかな。
新川崎と結局は同じになってしまったようだ。
(2007年4月記)