総武線市川駅北口(和洋女子大東館)

和洋女子大東館

海浜幕張駅に戻り、京葉線に乗る。
千葉みなと駅千葉都市モノレールに乗り換える。
千葉駅で総武線に乗る。東京方面へ。
京葉線から総武線に乗り継ぐには、このような路線しかないのかな。
武蔵野線西船橋というのは、本数が少ないので乗る気がしないし。
といっているうちに津田沼を過ぎ、船橋を過ぎ、そして市川に着く。
市川駅の北口に出る。
東側の船橋や南側の浦安、行徳などの下町っぽい雰囲気と比べると市川はずいぶんと静かな住宅街という感じだ。
千葉街道を西に歩き、江戸川の手前で松戸街道に入り、北へ。
緑も多く、ますます静かで落ち着いた雰囲気。
京成線を越え、坂を上がっていくと、多くの学校が集まる一帯が広がる。
そこに和洋女子大学のキャンパスがあり、その中に、道路の西側に沿って和洋女子大東館がある。
竣工は、バブルが崩壊した後の失われた10年の頃だろうか。
北側には、下総国府があったといわれる国府台。(実は和洋女子大学キャンパスから国府台公園まで下総国府だったらしいのだが)
東側には、下総国分寺に下総国分尼寺跡がある。
そして南側には東西に流れる真間川がある。流域には有名な手児奈霊堂、弘法寺などがある。
まさに周り中が、由緒もあり、歴史もある一帯なのだ。
このように市川の北側は、神奈川県でいう山手町、東京都でいう文京区、に相当するのかもしれない。
埼玉県では、常盤、別所かな。
このような、環境のよい山の手住宅街のそばに高層ビルは建たないものだが。
江戸川のほとり、学校施設の集まった場所のキャンパス棟、ということで高層ビルが建ったのかな。
(2007年5月記)