山手線有楽町駅西口(ザ・ペニンシュラ東京)

ザ・ペニンシュラ東京

東京駅に戻り、再び山手線に乗る。
有楽町駅で降りる。
東京駅から有楽町駅、新橋駅までの山手線の西側はオフィス街なのだが、有楽町周辺だけは、東口の銀座の雰囲気がはみ出しているような感じだ。
有楽町駅の西口へ出て、山手線に沿って南へ歩く。
幅広な東西に伸びる晴海通りに出る。
視線を西に転ずると、皇居の手前にザ・ペニンシュラ東京が眼前に姿を現す(工事中はこちら)。
こういうデザインをメルヘンチック、というのだろうか。ずいぶんと印象深い風貌を持った高層ビルだ。
ただ、あまり派手ではないので、バックの皇居や日比谷公園の風景には溶け込んでいるように見える。
有楽町は、銀座の出張所みたなのだが、それでも、この場所には、たしか、何の変哲もないオフィスビルがあったように記憶している。
それが、いつのまに、こんなにおしゃれな高層ビルに変貌したのだろうか。
このように、最近は、本来、オフィス街であるはずの、山手線の西側、丸の内や大手町も商業地区の側面を持つようになった。
だから、休みの日は、閑散としている、ということはもうなくなり、けっこう賑やかになっている。
新しくできたザ・ペニンシュラ東京も多くのお客を集めることだろう。
ところで、このおしゃれな高層ホテル、香港&上海ホテルズの運営、ということだ。
これで、東京もアジアの都市になったのか(とてもそんなふうには見えないけど)、それとも、ただ、アジアの企業が進出しているだけなのか。
どっちでもいいんだけど。
ただ、確かなことは、これで都心集積化がまた進んだ、ということだろうか。
(2007年8月記)