有楽町線辰巳駅(東雲から臨む辰巳運河)

東雲から臨む辰巳運河

高田馬場駅から東西線
飯田橋駅で、有楽町線に乗り換える。
辰巳駅で、下車。
地上に出ると、冬晴れの空が、広がる。
西側には、辰巳運河
さっそく、辰巳桜橋で、辰巳運河を渡り、対岸の、東雲へ。
ところで、最近は、再開発が、都心部、それも、限られた場所に、集中しているような気がする。
だから、訪れるのは、いつも、同じところばかり。
しかも、それが、埋立地だと、歴史もないし、あまり、見るべきものもない。
今回は、まさに、そういうところ。
そんなことを考えているうちに、東雲に着く。
東雲は、ここ数年で、すっかり、高層住宅街、近未来都市に変貌した。
対して、辰巳運河の東側、辰巳は、忘れ去られた、昭和の風情。
東雲も、辰巳も、昭和の初め頃、埋立が、完成したのに、不思議なものだ。
もっとも、辰巳の団地も、完成した当初、高度成長期には、近未来都市だったらしい。
とすると、東雲の高層住宅街も、何十年かしたら、忘れ去られ、古ぼけた、街になるのかな。
そして、その頃、逆に、辰巳側の方が、再開発されていたりして。
東雲の地、辰巳運河に沿って、北へ向かう。
近未来都市もいいけど、なんか、誰もいなくて、この冬空の下、いっそう、寒々しい感じがする。
(2010年12月記)