有楽町線江戸川橋駅(榎町 済松寺)

榎町 済松寺

しばらく、歩いていくと、済松寺。
創建は、江戸時代前半。
あたりが、開拓された頃と、思われる。
ところで、済松寺の、境内には、鳳凰池、という池が、あるそうだ。
その池は、済松寺が、創建される前から、あったらしい。
どういうことだろうか。
鳳凰池は、見たところ、日本庭園の池として、設えられた池であり、だとすると、もともと、あったのは、鳳凰池だけではなく、日本庭園だったのだろう。
日本庭園、というと、大名屋敷。
実際、大名ではないものの、九州の、大友氏、大友義延の、屋敷があったそうだ。
その後は、大橋龍慶の屋敷。そして、済松寺、となっている。
おそらく、大友義延が、日本庭園を造り、大橋龍慶が、その、日本庭園を、整備したと、思われる。
そして、それが、済松寺の、境内に、残ったのだ。
(2013年4月記)