横浜線八王子みなみ野駅東口(東京工科大学片柳研究所高層棟)

京工科大学片柳研究所高層棟

八王子駅から横浜線に乗る。八王子駅の南口にも高層住宅の建設計画があるようだが、どうなっているのかわからない。
横浜線は南へ向きを変えそのまま南下する。そして多摩丘陵の中へ入っていく。
以前は、まったくの手付かずの森林地帯だったように思うが、現在はあちこちと造成地が広がっている。
八王子みなみ野駅で下車する。
西口へ出る。西口全体が人工地盤で作られている。駅自体が谷地にあるためだ。
バス停などのある駅前広場は、その人工地盤の上にあるという妙な風景になっている。
いったん北に向かい、橋を渡って横浜線の線路を越え、東側へ出る。
16号線に入り、南へ歩くと、東京工科大学へ。東京工科大学のキャンパスに東京工科大学片柳研究所高層棟がある。
理系の大学は資金を持っているからなのか、その必要があるからなのか、わからないが、やはり、キャンパス内に高層ビルを持つ大学は理系が多いように思う。
さらに、バブルの頃だろうか、多摩ニュータウンには、都心部から多くの大学が移転してきている。
東京工科大学もその一つだ。(移転してきたのではなくこの大学は開校したのだが)
ニュータウンの開発に一役買っていたわけだろう。
八王子みなみ野駅に戻るときは、キャンパスが駅の東側にあるので、駅東口に向かう。
しかし、駅東口には、何もない。本当は東口から道路がキャンパスに伸びていれば、便利なのだが。
駅から伸びるはずのペデストリアンデッキも途中でなくなっている。
いつかは完成するのだろうが。ただ大学のキャンパスにはあまり必要ないし。
ここまで正式に多摩ニュータウンというかどうかわからないが、ここが多摩ニュータウンの西の果てといってもいいと思う。
そして、多摩ニュータウンは東側から西に向けて開発が進んでいるので、ここが多摩ニュータウンの最前線なわけだ。
この工事が途中で放棄され、朽ち果ててしまいそうな東口が最前線というのもわかるような気がする。
(2006年11月記)