飯田橋駅南口西神田(西神田三丁目南計画)

西神田三丁目南計画

東西線飯田橋へ。目白通りを南へ歩く。
途中、東への伸びる大通りがあるので、その通りに入って東へ。
南北に走る首都高池袋線の高架をくぐった先に、通りの南側に西神田三丁目南計画が工事中。
首都高池袋線の高架を挟んで西側には、最近できた住友不動産九段ビルがあり、大通りの北側には、千代田ファーストビル西館、東館がある。
飯田橋からビル街がどんどん南へ拡大して今に至っている。西神田三丁目南計画もその一環なのだが。
しかし、飯田橋周辺、特に貨物駅跡地を中心としたビル建設は、飯田橋駅北側の富士見町再開発を除いては、もう終わるだろう。
ビルを建てるだけの敷地もなさそうだし、当分は静かになるかな。
ビルが建ち並ぶ前は、麹町、番町の山の手の東側、そして文京山の手の南側の低地、だからだろうか、下町っぽい街だった。
さらに、貨物駅があって、印刷会社があって、出版社があった、そんな街並み。みるみる間に大きく変貌してしまったなあ。
今では、ちょっと中途半端だけど、ビルの建ち並ぶオフィス街になっている。
すっきりとしたきれいな街並みになったけど、なんだか近寄りがたくなってしまった。
ひょっとしたら、南東側にある靖国通り沿いの古本屋街も何十年もすればなくなってしまうのかな。
そんなことはないだろうし、また、そんな先のことなら、もう自分には関係ないのだけど。
それ以前に、それは時代の流れなのだろうし。
(2007年2月記)