池袋駅東口(ヴァンガードタワー)

ヴァンガードタワー

池袋駅東口にでる。
池袋駅は反対側の口に出るときも、まっすぐの地下道を進むだけで迷うことはない。
明治通りに出て北へ。池袋市役所を過ぎ、高速道路の高架をくぐる。
ここで東へ伸びる春日通りに入る。そのまま東へ歩くと、サンシャインシティの北側となる。
その春日通りの南側にヴァンガードタワーがある。完成間近だ。(竣工は2007年5月らしい。工事中はこちら
サンシャインの北側から春日通りまでの一帯には、アーバンネット池袋ビル、ライオンズタワー池袋、シティタワー池袋、と高層住宅などが建ち並ぶ。
ヴァンガードタワーもそのひとつになるだろう。
ここまで来ると大塚の方が近いのだがやはり池袋という感じだ。
もともと大塚は、今の大塚駅よりかなり南の地域の地名だったようだ。駅の場所が北側に変更になってしまったので、地名もつられてくっついてきたらしい。
なぜ北側に変更になったのかは、わからないが、当初は目白駅から巣鴨駅を結ぶらしかった。そう考えると、その途中に大塚駅があっても不自然ではない。
そして、目白から北側、今の池袋あたりから南東に森林地帯が帯状に横たわっており、さらに、その森林地帯の北側に巣鴨拘置所があったのだ。
巣鴨拘置所まで山手線の内側に含めたくはなかったかどうか、わからないが、山手線が大回りになったおかげで現大塚駅や、池袋駅ができた、というわけかな。
その巣鴨拘置所もその跡地には、サンシャインシティが建ち、それどころか現在もその周囲で高層ビルが建ち続けている。
ヴァンガードタワーもそのひとつだ。
土地を巡る運命とは不思議なものだ。
(2007年3月記)