横浜駅東口ポートサイド(横浜クリエーションスクエア)

横浜クリエーションスクエア

ポートサイドの西側に横浜クリエーションスクエアがある。
バブルの終わり頃に竣工している。
ということは、バブルの遺産といっていいだろう。
あるいは、バブル期特有のぜいたくな箱物の一つであるかもしれない。
しかし、現在では、この横浜クリエーションスクエアの北側、大通り沿い、および横浜クリエーションスクエアの西側で高層ビルが建設中となっている。
さらに、通りを挟んで南側、河口沿いでも高層ビルが建設中だ。
高層ビルが計3棟も建設中ということになっている。(2007年夏現在、さらにまた、もっとも西側でも高層住宅の建設が始まっている。これで計4棟、ということになる)
バブル期の頃を上回るペースでビルが建っていっている。またはバブル期の構想を上回っているのかもしれない。
都心回帰、都心集積、というのは、横浜を別の都心とすれば横浜にもいえることなのかもしれない。
ただ、こんなにたくさん建っている高層ビルのほとんどは、高層住宅なのだろう。
ということは、他の都心近郊の駅前に建っている高層住宅と同じなのかも。
つまり、本来は、横浜駅周辺を再開発し、オフィス棟や商業施設を建てていくべきなのだろうが、今は、バブルの頃の残骸、埋立地や更地に高層住宅を次々と建てているにすぎない。
しかも、バブルの頃の埋立地や更地なので、駅からは遠い。横浜駅からは交通量の多い大通りを通らなければいけないし、みなとみらいのみなとみらい線新高島駅も長いみなとみらい大橋を渡らなければいけない。
横浜そごうの中を通って川を歩道橋で越えるのが一番楽なのかもしれないが、買い物客や観光客じゃあるまいし。
横浜を観光地とみれば、これらの高層住宅はリゾートマンションと見れなくはないけど。
せめて、なんらかの方法で横浜駅と直結した方がいいような気もするなあ。
(2007年3月記)