横浜駅東口ポートサイド（ナビューレ横浜 タワーレジデンス）

高田馬場から山手線で渋谷駅へ。東急東横線に乗換え、横浜駅へ行く。
高田馬場駅からなら横浜へ行くには、これが一番早いかな。
とにかく、横浜に至る鉄道ルートはたくさんある。
東急東横線、JR京浜東北線、JR東海道線、JR横須賀線、京浜急行。
それぞれ、沿線に特徴があって、その特徴が、横浜の多様な面になっているような気がする。
さらに、いろいろな路線が集まっているので、横浜駅は広い。いまだにどこがどうつながっているのかさっぱりわからないが。
ただ、この広い、というのは地下街のことだけだ。
いったん地上にでると、駅前がなんだかしょぼい。地形的にしょうがないのかもしれない。東京に次ぐ第2の都市でなんでこうなるのだ。
海に近く、丘陵地が迫っているから、狭い場所になってしまうのかな。
そういうことで、南側にみなとみらいという埋立地を広げたのだが、いまだに横浜駅とは有機的につながっていない。
どうにかやって、横浜駅の東口に出る。
前からそうなのだが、地下街から東口の地上に出ると、眼前に広がるのは、交通量の非常に多い幅広の通り、天を覆う高速道路の高架、陰々たる運河のような川。
みなとみらいを整備するのもいいんだけど、横浜駅周辺はなんとかならないのかな。（地下街は整備中みたいだが）
高速道路の高架下の大通りに沿って北東方向へ歩く。陰々たる川を渡り少し歩いて南側へ。
海沿い、あるいは河口沿いかな、再開発地が広がっている。
たしか、バブルの頃、鳴り物入りで登場したポートサイドだ。
バブル崩壊で閑古鳥が鳴く状態だったものの、最近の都心回帰で再び、ビルが増殖しているらしい。
南側、みなとみらいに近い方、つまり河口側にナビューレ横浜 タワーレジデンスがある。
かなり最近建ったようだ。まだ地図にも載っていないし。
みなとみらいとの間に橋が架かり、今やみなとみらいの一部だ。
橋が架かる前は、ただの場末の埋立地にしか見えなかったのだが。
なるほど、こういうことだったのか、と思ってしまう。
（2007年3月記）