京葉線新浦安駅南口(マリナイ−スト21望海の街11号棟)

マリナイ−スト21望海の街11号棟

シンボルロードをさらに南へ歩く。
そして南西側に向かうと団地群が現れる。
北側には夢海の街、という団地群があり、その中にマリナイースト夢海の街1号棟という高層住宅がある。
そして、南側には、望海の街という団地群がある。この団地群には、マリナイ−スト21望海の街11号棟(添付画像)とマリナイ−スト21望海の街8号棟という2棟の高層住宅がある。
団地といっても、広大な公園の中に、住宅棟が点在しているような感じで、通常の団地とは雰囲気が違う。
最後に新浦安に来たのは、バブルが崩壊してしまった頃だっただろうか。
ちょうどこの高層住宅を含んだ団地群の工事を見に来たんだっけ。
季節は、たしか春だったと思う。
春一番が吹いていた日だったかどうか、記憶は定かではないけど。
ただ、暖かくて、南風が強かったことだけは覚えている。
新浦安駅から歩いて南へ南へと向かった。地面はほとんど砂地になっていて、強い南風でその砂が舞い上がり、さながら砂嵐のようだった。
こんな砂まみれの場所に住宅棟を建てるとは、どうしたことだろうと思ったりしながら、あてどもなく歩いていたなあ。
今では緑の多い、海岸沿いのリゾート地みたいになっている。あの砂まみれの荒地からは想像もつかない。
緑の芝生はどこまでも広がり、樹木は適度に生い茂っていて、その間を幅広な道があちこちに伸びている。まるで日本ではないみたいだ。
そして、現在、人口増加率は、日本国内では1位だそうだ。
新浦安は、まさに、都心集積化、そして、格差社会の旗手として走り続けているのだろう。
(2007年5月記)