京葉線海浜幕張駅北口(キヤノンマーケティングジャパン幕張事業所)

キヤノンマーケティングジャパン幕張事

住友ケミカルエンジニアリングセンタービルの西側には、キヤノンマーケティングジャパン幕張事業所がある。
竣工は同じく、バブルの終わり頃である。
ペデストリアンデッキが伸びてきて駅前と結ばれている。
もっとも、あまりにも広大なので、別に地上を歩いても、ビル2階部分の高さを歩いても変わらないような気もするが。
たしかにビル2階部分の高さだと、交差点の信号で待つ、ということはない。ただ、交通量が多いわけではないので、信号はあっても無いようなものだ。
たしか駅とは直結している、というわけでもなかったと思う。
結局は、駅前に出て、歩道橋を登らなければならない。だからそのまま、地上の歩道を歩いてしまった方がいい、となってしまうのだ。
なんだかちぐはぐな感じがする。
幕張新都心が完成すれば、クルマと来訪者が多く訪れ、交通を上下二段に分けないと、とても交通網が成り立たないだろう、と予測されたのだろうか。
平日に来たことはほとんどないので、なんとも言えないけど、いつ来てもがらがらなのだが。信号の存在が虚しくなる。
幅広な道路なので信号がないわけにはいかないのだろうけど。
おそらく、バブルの頃の発想なのかもしれない。
海浜幕張駅の場合、駅周辺は、ほとんどなにもない。
それは、来訪者が詰め掛けることになっていたので、そうなったのだろう。
しかし、現在の都心集積化の時代にあっては、とにかく駅が中心になっている。
もし、幕張新都心の再開発を現在、やっていたら、駅にでかいビルを建てて、おわりだろうか。
それ以前に、こんなところで再開発はやらないだろうけど。
(2007年5月記)