有楽町線新木場駅南口(ジャパン建材本社ビル)

ジャパン建材本社ビル

南側に少し歩き、交差点を西へ曲る。
そのまま、まっすぐ歩いて行くと新富町駅に着く。
再び、有楽町線に乗り込む。
終点の新木場駅で降りる。
南口に出る。
周りは、見渡す限り倉庫街が広がっているだけだが。
京葉線の高架に沿うように東へと歩いていく。
しばらくすると歩いている通りの南側、つまり、京葉線の高架と通りの間にジャパン建材本社ビルが現れる(工事中はこちら)。
まわりには、倉庫しかないので、京葉線からでもよく見える。
ところで、新木場は、ごみによる埋立てによって高度成長期の中頃にできている。夢の島の南側にあたる。
高度成長期の後半になり、そこへ、木場から貯木場が移ってきて、新木場の街ができる。
そして、バブルの頃に有楽町線京葉線が相次いで延伸してきた。
その後、さらに、まわりに若洲ゴルフリンクス夢の島マリーナ、東京辰巳国際水泳場、と相次いで施設が開業している。
まさに、都心の中のリゾート地、となったのだ。
もっとも、高度成長期の頃の夢の島のものすごいゴミの山の光景が、脳裏から離れないので、なんか、リゾート地というのは、素直に受け取れないのだが。
しかし、ゴミの山がリゾートになったのだから、夢の島とは、よく名付けたのものだ。
と思ったのだが、本当は、昭和の初め頃に、飛行場や遊園地が計画されていたので、夢の島、と名付けられるようになった、ということだ。
だから、ゴミの埋立てと夢の島、というネーミングはまったく関係ないらしい。
夢の島、という名前の海辺にゴミを捨てていただけなのだ。
そうはいっても、今では、高層オフィスビルが建ったぐらいなのだから、もう、ゴミの島ではなくなったのかもしれない。
(2007年9月記)