京葉線海浜幕張駅北口(幕張東京海上ビル)

幕張東京海上ビル

幕張テクノガーデンの通りを挟んで南側には、幕張東京海上ビルがある。
当然、この高層ビルもバブルの頃の竣工だ。
このように、幕張の中心部の建物は、ほとんどバブルの頃に完成している。
その中でも、バブルの頃の代表的な施設、といえば、まず第一に、幕張メッセかもしれない。
たしか、用もないのに2回ぐらいは、幕張メッセで開催されてるモーターショーに行ったような気もする。
他にも何を見にいったか思い出せないが、何回か行っている。でも、最近は、まったく行かなくなっていないなあ。
唯一、記憶に残っている幕張メッセの催し物は、大恐竜博だ。
ちょうどバブルの頃である。
いったい何のきっかけで開催されたのやら。今から思うとまったく思い出せない。
次の池袋のサンシャインシティの恐竜博も見にいったが、恐竜博はそれっきり。
しかし、そのすぐ後に、映画「ジュラシック・パーク」の公開などもあって、世間では恐竜ブームが興る。そのブームは、今でも続いている。
毎年一回、大きな恐竜博のイベントが、どこかの博物館か幕張メッセで開催され続けている。
このような恐竜ブームの始まりに関して、時期が、バブル崩壊から失われた10年、ということもあり、バブル崩壊と恐竜絶滅、というとてもドラマチックなストーリーの類似を指摘する評をまだ覚えている。
まったくその通りだと思うのだが。
もっとも、後知恵、のような気がしないでもない。
なぜなら、幕張メッセでの恐竜博開催の始まりは、まだバブルの頃だったからだ。
つまり、この好景気が頓挫する、なんて誰も考えなかった頃だ。
ただ、実際は、もうその頃から、モーターショー以外は、でかい恐竜の骨を展示するぐらいしか、集客力のあるイベントはなかった、ということではないかな。
(2007年10月記)