東急東横線武蔵小杉駅（パークシティ武蔵小杉 ステーションフォレス

二子玉川駅に戻り、今度は東急大井町線に乗る。
年末ののんびりした住宅街を電車はゆっくりと走っていく。
二子玉川駅周辺のすさまじい再開発ぶりとは対照的に、ここらへんは、百年一日のごとく、何も変わりそうにない。
沿線には、世田谷の落ち着いた山の手の住宅街が広がっているのだ。
自由が丘駅で東急東横線に乗り換える。
山の手住宅地に囲まれた、商業地、自由が丘。
そういえば、以前、数回行ったことがあるけど。
間違っても、このような街に高層ビルが建つことはないだろう、という印象しかなかったなあ。（計画はあったらしいが、どうなったんだろうか）
ということで、用はないので、先を急ぐ。
東急東横線は、田園調布を過ぎる。
そして、次は多摩川駅。
ここまで来るとようやく山の手から抜け出したような気がしてほっとする。
浅間神社の東側になぜかレトロなお店が並んでいるのだが、懐かしい感じだ。
鉄橋で多摩川を越える。その先は神奈川県。
多摩川を渡り終えるとすぐに新丸子駅がある。
以前、訪れたときは、駅周辺は、下町っぽくて、居心地がよさそうだったなあ。今でもそのままなんだろうか。こちらも、懐かしい。
新丸子駅の次は武蔵小杉駅。
多摩川を渡る前から見えていたが、武蔵小杉駅周辺には巨大な高層住宅がすでに5本、聳え立っている。
さっそく駅の南側に出て、府中街道を東に進み、南北に伸びる綱島街道との交差点を北へ曲る。
綱島街道を北へ歩くのだが、東側にすでに、でかい高層住宅が聳えている。
さらに、東急東横線の武蔵小杉駅のあたりまで北に進むと、綱島街道の西側に、パークシティ武蔵小杉　ステーションフォレストタワーがある。
武蔵小杉駅周辺がこんな街になるなんて、まったく、想像できなかった。
今、現実に目の前にある、この巨大な高層住宅を見上げても、まだ信じられない。
（2007年12月記）