丸ノ内線四谷三丁目駅(シティタワー四谷)

シティタワー四谷

東西に伸びる新宿通りを渡って四ッ谷駅へ。
高台の上に出たせいか、また、北風が強くなってきている。
JRではなくて、地下鉄の方の四ッ谷駅に行こうと思ったのだが、実は、JRのホームよりもずっと南側だった。
また、新宿通りを渡らなければならない。
四ッ谷駅丸ノ内線に乗る。
次の四谷三丁目駅で降りる。
歩けなくもない距離なのだが、冷たい風が吹きまくっているので、その気になれない。
地上に出ると、すぐに、四谷消防署がある。
この消防署には、消防博物館が併設されていて、その特徴のある形をした建物は、遠くからでもわかるぐらいに目立つ。
入ってみたことないけど。
たしか、バブルの頃にできたように記憶している。雑誌に紹介されていたかな。
地上は、東西に伸びる新宿通りと南北に伸びる外苑東通りとの交差点になっている。
外苑東通りを北に歩く。
しばらくすると、外苑東通りの東側にシティタワー四谷がある。
バブルが崩壊した後の失われた10年、その次にやってきた、都心集積化の頃に竣工している。
本当に最近は、高層住宅が多く建っているのだ。
そんなことを思いながら、シティタワー四谷を見上げていると、猛烈な突風が吹き出した。
外苑東通りが南北に伸びていて、風が通りやすいためなのだろうか。
堪らないので、早々に引き上げる。
さっきの交差点へ。
また、消防博物館に見入ってしまう。
玩具のようなほのぼのとした建物の形を見ると、バブルの頃は、まだまだ、素朴な時代だったんだなあ、とつくづく思ってしまったのだ。
(2008年2月記)