都営大江戸線六本木駅(六本木ヒルズレジデンスD棟)

六本木ヒルズレジデンスD棟

西新宿五丁目駅で再び都営大江戸線に乗る。
六本木駅で下車。
相変わらず、立体迷路のようで、どこに出るのだか、さっぱりわからない。
日比谷線の駅構内に向かう。
日比谷線の方が昔に完成したので、地下の構造がすっきりしているような気がしたのだが。
地上に出ると、東西に伸びる六本木通りと南北に伸びる外苑東通りとの交差点。
交差点の南西側には、有名なアマンドがある。今でも、この店の前で待ち合わせる、なんて風習はあるのだろう。
見たところ、まったくないみたいだけど。
その脇には、シシリア、という、これもまた有名なイタリアレストラン。
昔、やはり、バブルの頃かな、一回だけ入ったことがある。
今でも覚えているのが、えらく店内で待たされた、ということだけだ。
もう、行くことは、ないだろうからいいけど。
これらの店の前から南西方向に下り坂の細い道が伸びている。
昔は、もう少し、繁華街のような感じだったような気がする。今見ると、ただの寂しい通りになってしまったようだ。
坂道をどんどん下っていくと、幅広の通りに出る。環状3号線だ。
青山から南下し、六本木通りをトンネルでアンダーパスして伸びてきている。
このトンネルが、延々と開通しなかったらしい。だから、環状3号線も、長い間、寸断されたままだったのだ。
逆にいえば、だからこそ、都心にあっても、誰も容易に近付けない、スノッブの街たりえたわけなんだろうけど。
環状3号線の渡ると、その西側は六本木ヒルズ、となる。
幅広な美しい通りが西へ一直線に伸びている。
その通りの南側に六本木ヒルズレジデンスD棟がある。
その西側には、さらに巨大な六本木ヒルズレジデンス
スノッブは、この区域内に移ったわけかな。
なるほど、これなら、交通網が遮断されていなくてもいいわけだ。
(2008年5月記)