丸ノ内線西新宿駅(東京医科大学病院)

東京医科大学病院

方南町駅で再び丸ノ内線に乗る。
中野坂上駅で、また、荻窪から来る丸ノ内線車両に乗り換える。
支線と本線、という関係なんだろうな。
西新宿駅で下車。
地上に出ると、交通量の非常に多い、東西に伸びる幅広な青梅街道。
そして、その青梅街道のちょっと南へ入ったところに東京医科大学病院がある。
この高層ビルになっている病棟と青梅街道との間の敷地は病院の駐車場になっているのだが。
竣工は、バブルの最初の頃だ。
本当は、竣工が、もっと後だったら、もう少し大きな病棟だったかもしれない。
そのために、青梅街道に面して、駐車場に使っている敷地を確保しておいたのかも。
今となっては、もはや、この敷地、駐車場ぐらいにしか使われないんだろうな。
この東京医科大学病院と東側の新宿アイランドタワーとの間には、細い道が通っているが、その細い道の下には地下道がある。
その地下道は、都庁前駅から北に延々と伸びてきて、東京医科大学病院新宿アイランドタワーとの間を通り、最後には、西新宿駅に繋がっているのだが。
そういう地下道があることを知ってから、何度か通ったことがある。
休日で夜中、ということもあるけど、たいてい、都庁前駅から西新宿駅まで、誰とも出会ったことがないな。
利用価値があるとも思えないし。そもそも、こんな地下道、いつ掘削したんだろうか。
なんか、秋庭俊氏の東京の地下には、知られざる、別の世界がある、みたいな話を信じてしまいそうになる。たしか、秋庭俊氏の本によれば、西新宿駅も、実は、ずっと前からあったらしいのだ。
そういえば、その西新宿駅のことが書かれた本、買ったのになあ。今、探してもどこにもない。
こんど見つけたら、読んでみよう。たぶん、地下だと、とりあえず、あまり関係がないので、興味深く読んでしまうんだろうなあ。
西新宿駅に戻ることにする。
(2008年5月記)