東北本線宇都宮駅(栃木県庁舎)
高田馬場駅から新宿駅へ。
今回は、宇都宮に向かう。首都圏の中では、最後の遠征、ということになるかな。
体調が、ちょっと、不安だが。
新宿駅で、列車が来るまで、時間が空いたので、腹ごしらえ。
パンとホットミルクにする。こんな食事で、大丈夫なのかな。
新宿駅ホームで新宿湘南ラインへ。
新宿駅から一本で宇都宮まで行けるのだ。便利になったものだ。昔からだと考えられない。
都心を離れ、埼玉の郊外を、走る。やがて、栃木県へ。
郊外が途切れずに、延々と広がっているな。小山を過ぎると、だんだん、また、住宅が増えてくる。
結局、郊外は、途切れることなく、宇都宮まで、続いているらしい。
これなら、新宿湘南ラインも、利用客が、多いことだろう。
宇都宮駅に着く。
実は、宇都宮には、かつて、2回、来ている。
バブルが崩壊した頃のことだ。
その時は、東口一帯は、新しい街作り、という感じだったな。
真新しい建物が建っていたりして、未来を感じさせられたものだ。
もっとも、他の地方都市と同じように、やはり、それ以来、今に到るまで、あまり、進展はないようだけど。
西口に出て、メインストリートの大通りに降り立ち、西へ西へと歩いていく。
以前は、賑やかだったのに、今は、閑散としているような気がする。どこも同じだ。
やがて、南北に伸びる、中央通りとの交差点。中央通りに入り、北へ進む。
進むごとに、役所関係の建物が多くなっていく。
そして、突き当たりに、栃木県庁舎がある。
竣工は、最近のことらしい。
一応、宇都宮も、集積化、ということかな。
なんか、徐々に、こじんまりとした街になっていくように見える。
ひょっとしたら、便利になった、新宿湘南ラインの影響もあるのかも。
つまり、この便利な路線で、どんどん、宇都宮のエネルギーが吸い取られていくのだ。
時代の流れなので、仕方のないことだけど。
コンパクトシティ、ということなら、いいことなのかもしれないな。
(2008年12月記)