山手線渋谷駅(大橋ジャンクション工事現場)

大橋ジャンクション工事現場

西へ進むと、目黒川の谷底を目指して、ぐんぐん、下っていくことになる。
下っていった先、246号線の南側一帯では、大規模な工事中。
こんな広範囲の派手な工事現場、というのも、ひさしぶりだな。
山手通りの地下を通る予定の、首都高中央環状線と、首都高渋谷線との、ジャンクションを建設している、ということだ。
首都高渋谷線は、高架なわけだから、地下と高架の道路をつなぐ、というのは、たいへんだろう。
ここの場合は、道路を、螺旋状にして、地下と高架を、接続させている。
このような、螺旋状の道路、というと、足立区の、環七と首都高三郷線との、ジャンクション、を思いつくぐらいかな。
とにかく、圧倒されるような、巨大な、建造物が、目の前に、誕生しようとしている。
もっとも、ジャンクションも、実に壮大なのだが、建設中の、首都高中央環状線は、さらに、壮大だな。
山手通りの地下に、延々と、トンネルを穿ち、そのトンネルを、高速道路にしてしまうのだから。
まさに、第二山手通り、というところか。
でも、なんで、山手通りなんだろうか。
他にも、環八や環七、あるいは、明治通りもあるのに。
たぶん、迂回交通路、として、もっとも、重要な、環状道路だからかもしれない。
つまり、これ以上、山の手に、クルマが、入って来れないように、というわけかな。
そのための山手通りなのだから、輸送力を、飛躍的に、高めることは、山の手にとっては、意味があるのだろう。
そこまで、考えたら、ふと、気付いたことがある。
そういえば、都心の環状鉄道は、山手線、だったな。
あまり、こういうこと、考えていても、仕方のないことなんだけど。
(2009年5月記)