みなとみらい線新高島駅(横浜ポートサイドの商店街)

横浜ポートサイドの商店街

みなとみらい大橋を渡った先には、横浜ポートサイドの街。
帷子川を挟んで、みなとみらいの北端を占める、新しい街だ。
通りは、広々としていて、気持ちがいい。その通りの、脇には、瀟洒な商店。
商店街というよりも、ショッピングセンターという感じだな。
ただ、何となく、静かで、賑やかな感じはしない。
広々とした、通りにしても、ほとんど、クルマは、通らない。
ずっと前、そんな、通りで、大道芸をやっていたのは、そもそも、クルマが通らないからだろう。
なんで、こんな風に、静かなのだろうか。
簡単に言えば、外部から、クルマが、入ってこないように、なっているから。
つまり、クルマが、大量に、行き来していたり、すごく、賑やかだったりすれば、閑静な住宅街とは、言えないわけだ。
そんな、横浜ポートサイドの街、でき始めたのは、バブルの時代。
当時は、この、快適な通りが、砂利道だったな。工事現場を、見るために、よく、通ったものだ。
輝ける未来を、先取りしているように、思っていたのだけど。
でも、バブルは、あえなく、崩壊。次いで、訪れたのが、失われた10年どん底
そういえば、閑古鳥の鳴く、横浜ポートサイドの街で、大道芸をやっていたのだ。
その後は、と言えば、輝ける未来ではなく、現実路線、リゾート地への道を、邁進し始める。
そして、先の、世界同時不況で、リゾート地への道という、最後の、カードも、なくなったのかもしれない。
今は、ビルが、静かに、佇むばかりだ。
(2010年1月記)