常磐線柏駅(柏駅東口のデパート群とペデストリアンデッキ)

柏駅東口のデパート群とペデストリアン

駅舎を潜り抜け、東口に出る。
東口にも、ペデストリアンデッキがあるが、西口に比べて、はるかに、広い。広場の上空、一面が、ペデストリアンデッキだ。
さらに、その先には、巨大な、デパート群が、壁のように、聳えている。
しかも、それらのデパート、中空の回廊によって、結ばれているのだ。
松戸も、賑やかだが、柏は、常磐線沿線では、最大の地方都市かも。
ところで、柏駅の、ペデストリアンデッキ、国内で、最初らしい。
本当かどうか、わからないけど、たしかに、とても、レトロな感じがする。
デパート群も、かなり、古ぼけているし。
それらの、ペデストリアンデッキ、デパート、共に、高度成長期の終わり頃、完成したようだ。
そう考えると、柏の街の、最盛期は、高度成長を達成した後の、安定期、バブル期あたりかな。
たぶん、そうだろうと思う。
なぜなら、たしかに、今、目の前にある、すべてが、巨大なのだが、でも、それら、すべては、レトロ、なのだ。
西口に、新しく、建物が、建ったぐらいで、あとは、ずっと、そのままに、違いない。
なにか、街自体が、全部、昭和の懐かしい風景テーマパーク、という趣。
ただ、いちおう、賑やかさは、まだ、保っているので、リニューアルはされないけど、だかろといって、衰退していっているわけでも、なさそうだが。
もっとも、この先、どうなるかは、わからない。
(2010年5月記)