田園都市線池尻大橋駅(池尻四丁目 北沢川と烏山川との合流地点跡)

池尻四丁目 北沢川と烏山川との合流地

目黒川跡の遊歩道は、西に向きを変え、そのまま、西へと、伸びている。
北側は、すぐ、駒場の台地。
ところで、目黒川は、いつ、ここから先、消滅したのだろうか。
バブルの頃の、地図を、広げてみると、その、流路は、確かに、載っている。
さらに言えば、当時、一度、近くを訪れたことあるけど、川が、上流へ、続いていたような、かすかな記憶が、あるし。
おそらく、バブルが崩壊して、失われた10年、再開発が、都心へ、集中し始めて、現在に至るのだが、その、集中し始めた頃、消滅したのだろう。
さっき、訪れた、かつての、池、湿地帯の跡も、当時、再開発が始まったわけだが、目黒川の消滅は、その、一環、かもしれない。
そんな、目黒川跡の遊歩道を、歩いていると、その脇には、人工のせせらぎ。
雑用水でも使っているのだろうが、ちゃんと、川魚も泳いでいて、目に楽しい。
しばらく、歩いていくと、合流地点。
いちおう、遊歩道も、分かれているというのが、面白いが。
ここから先、目黒川の、川の名前は、変わることになる。
そのまま、西側が、烏山川。北西方向が、北沢川だ。
そして、いずれも、川の流れは、すでに、なくなっている。
(2010年10月記)