銀座線虎ノ門駅(霞が関三丁目 ビルの狭間にある緑地のネコ)

霞が関三丁目 ビルの狭間にある緑地の

すぐ北には、北東に伸びる、六本木通り
六本木通りに、入って、ちょっと、北東に、歩いてみる。
まわりは、ビルしかないはずなのに、通りの北側に、家屋があって、不思議な感じ。
本当に、普通の住民が、暮らしているのか、わからないけど。
もっとも、最初から、官庁街だったわけではないので、そういう、場所が、残っていたとしても、いいわけか。
今度は、通りの南側、南西に伸びる、細い道に、入っていく。
そもそも、なんで、こんな、路地みたいな道路が、あるのだろう。
こちらも、ひょっとしたら、以前は、本当に、路地、だったのかも。
細い道に入っていくと、南側は、緑地になっている。
その、緑地に、ノラネコが、数匹。
等間隔に、並んで、暖かな、日差しのもと、日向ぼっこ。
こういう、日本の中枢部にも、ノラネコがいる、というのは、思ってもみなかった。
でも、まあ、官庁街にだって、食堂はあるだろうし、売店だってあるだろう。
だから、ノラネコが、食べ物に困ることはないはず。
それに、こうした、公開地も多いので、むしろ、ノラネコには、暮らしやすい場所なのかも。
気持ちよさそうに、うたた寝している、ノラネコに、別れを告げ、再び、細い道を、歩いていく。
(2010年12月記)