銀座線虎ノ門駅(霞が関三丁目 一見、バス停に見える住所表示板)

霞が関三丁目 一見、バス停に見える住

南へ歩き、再び、外堀通りへ出る。
外堀通りを、東へ進み、霞が関ビルの前。
以前から、気になっているのだが、道路際に、バス停のような、ものがある。
形は、バス停なのだが、そこに、バスが、停まるわけでもないし、そもそも、時刻表もないので、バス停ではないだろう。
では、何なのかというと、たぶん、住所を、指し示している、ものかな、としか思い当たらない。
おそらく、厳密にいえば、不要なもの、撤去されて、しかるべきもの。
ちなみに、バブルの頃の地図をみると、はたして、この場所には、バス停があったようだ。
何らかの理由で、バス停が、西側に、移動したのだが、バス停を示す、もの、は、そのまま、残ったわけかな。
でも、こういうの、忘れられたように、立ち続けているのは、なんか、ほっとする。
これは、いったい、何、と、考えるの、楽しいし。
峻厳と、要、不要、なんて、片付けるのは、疲れるのだ。
敢えていえば、ノラネコみたいなものかも。
(2010年12月記)