都営三田線板橋区役所前駅(仲宿 文殊院)

仲宿 文殊院

商店街に戻ってきたものの、やはり、ちょっと、物足らない気分。
せっかくの、板橋宿跡ならば、もっと、古い、寺社があるはず。
見逃してしまって、後悔するのでは、と感じたのだ。
ということで、少し、逆戻り。
南に歩き、しばらくして、東へ。
細い道を、進んで行くと、北側に、文殊院
こちらも、創建は、江戸時代初期。
こう見てくると、江戸時代より前、本当に、あたりには、何もなかったようだ。
石神井川が、かなり、蛇行しているので、住環境は、よくなかったに違いない。
江戸時代に入って、中山道が開通し、板橋宿が開設され、ようやく、暮らしが始まった、ということかな。
ただ、ここから、ちょっと離れるが、17号線の西側、石神井川沿いに、鎌倉時代創建の、氷川神社がある。
実は、この、神社、かなり、前に、訪れたことがあるのだ。
そのときは、近くに、板橋宿があるとは、気付いていなかったと思う。
あるいは、氷川神社そのものが、とくに、板橋宿とは、無関係だったから、気付かなかったのかもしれない。
そろそろ、商店街に戻ろう。
また、一段と、冷え込んできた。
(2010年12月記)