南北線清澄白河駅(白河二丁目 宜雲寺)

白河二丁目 宜雲寺

南側へ。再び、清洲橋通り
西へ向かう。清澄白河駅へ。
晦日だから、というわけでもないが、もう、帰ることにする。
それに、ちょっと、寒いし。
歩いていくと、しばらくして、通りの南側に、宜雲寺。
創建は、江戸時代の前半。
ここから北にある、深川神明宮にあったらしい。
しばらくして、この地に、移っている。
小名木川の開削と共に、その北側も、大規模に、開拓されるのだが、一段落した頃合、ということか。
そういえば、宜雲寺、別名、一蝶寺、ともいう。
江戸時代の有名な絵師、英一蝶が、寄寓していたかららしい。
そういう、文化的な逸話がある、とすると、やはり、当時、開拓も、一段落した、ということなのだろう。
寒いので、先を、急ぐ。もうすぐ、歩けば、清澄白河駅の入口だ。
そして、あと、8時間で、今年も、終わり。
以前は、年の区切りなんて、どうでも、よかったんだけど。
最近は、過ぎ去り行く、時間が、いとおしくなったのだろうか。
妙に、意識してしまう。
今年は、ほんの、あとわずか。
早く、帰らねば。
(2010年12月記)