東急池上線戸越銀座駅(戸越一丁目 戸越銀座商店街)

戸越一丁目 戸越銀座商店街

再開発地の南側を、東西に伸びる、百反通りを、西へ。
上り坂になっている。
さすがに、この、百反通りから、南へは、再開発、拡大しないようだ。
上り坂、ということは、台地、山の手。
山の手住宅街では、再開発は、施行されないし、高層ビルも、建たない。
結局、都心部に、再開発が、集中する、といっても、山の手以外に、場所は、限られているのだろう。
などと考えながら、百反坂を、上りきり、途中、南へ。
住宅地の狭い通りに、入っていく。
こんなところに住んでいたら、世の中の見方、考え方が、変わってしまうだろうなあ。
想像も出来ない。
くねくねと、迷路のような、細い道を、歩いていく。
概して、山の手住宅地、こうした、迷路のような道路が、多い。
おそらく、外部から、隔絶している地域、だからだろう。
つまり、こうして、入ってくると、方向を、見失うのだ。
現に、どっちがどうだか、もう、わからない。
だが、方向は、わからなくても、高低差は、わかる。
ということで、坂を、下っていくと、東西に伸びる、戸越銀座商店街
山の手から、脱した、気分だ。
(2011年4月記)