山手線新橋駅(新橋五丁目 塩釜神社)

新橋五丁目 塩釜神社

環状2号線の工事現場から、南へ。
街中に入っていく。
細い道を、かまわず、進んで行くと、しばらくして、場違いな程、鬱蒼とした、木々。
そこには、塩釜神社がある。
一叢の樹木、いちおう、鎮守の森、ということか。
創建は、江戸時代。
当時、一帯は、仙台藩中屋敷の敷地。
仙台にある、塩釜神社を、江戸の地にも、連れてきた、ということらしい。
ところで、塩釜神社の、塩釜、という名前、製塩を思わせる。
いかにも、海と、関わっているような感じだ。
この場所も、江戸時代は、海に、近かったから、雰囲気は、合っていたことだろう。
今は、街中にある感じだが。
もっとも、街中、といっても、北側に、環状2号線が、今後、開通するので、再開発されて、消えてしまうのかもしれないけど。
将来は、どうなるか、わからない。
もう、帰ることにしよう。
街中を、北へ。新橋駅に向かう。
今日は、初夏の陽気。春から夏へ、季節は、移っていくようだ。
(2011年4月記)