京浜東北線大井町駅(大井町駅の下 立会川跡)

京浜東北線大井町駅(大井町駅の下 立

大井陸橋の下。
ここで、緑道は、終わりだろうと、思ったら、まだ、続いていた。
緑道は、立会川の跡。
川の流れは、その先からも、あったわけで、その跡、となれば、当然かもしれない。
とりあえず、最後まで、流れの跡に、付き合ってみることにする。
緑道は、西に、向きを、変え、建物の、縁に沿って、そのまま、西へ。
結局、大井町駅ホームの、南端あたりで、途切れることになる。
ということは、逆に考えると、大井町駅、立会川の、北側に、設置されたわけか。
設置されたのは、明治時代。旅客営業を始めたのは、もう少し後、大正時代になってから。
当時は、一面、田圃しか、なかったのだろうな。あとは、大名屋敷の跡地。
明治時代の地図を見ると、賑やかなのは、東側、東海道沿い。
そんな大井町なのだが、旅客駅が、開業して、すぐに、工場が、建ち始める。
立会川沿いなのか、どうか、わからないけど。
ただ、目黒川沿い、大崎も、同じ頃、工場が、建ち始めているので、あるいは、同じように、立会川沿い、なのかもしれない。
どうだか、わからないが、はっきりしているのは、大井町、当初は、工場の、街だったのだ。
(2011年5月記)