つくばエキスプレス三郷中央駅(谷口 第二大場川)

谷口 第二大場川

西へ西へと、歩いていくと、北から南へと、流れる、第二大場川。
一直線の川筋からみて、自然の川ではなく、用水路、だとわかる。
おそろく、昔は、田園が、広がっていて、用水路は、そのためだったのに違いない。
今は、田園もなくなり、住宅地、そして、あちこちに、工場、といったところか。
それにしても、ここは、海岸から遠く離れた、埼玉県だというのに、見渡す限り、海に近い、河口の低湿地帯のような、風景だな。
大河、江戸川が、近いせいなのかもしれないけど。
このような、低湿地帯、実は、もっともっと、北の方まで、延々と、広がっている。
たとえば、ここから、北側、越谷、あるいは、春日部あたりでも、同じような、光景に、出くわすのだ。
おそらく、低湿地帯、関東平野の、北辺まで、広がっているのかもしれない。
だとすると、このような光景、海に近い河口、というよりも、関東平野そのものを、象徴する、といえるのかも。
さらに、西へと、歩いていく。
(2011年5月記)