山手線目黒駅(上大崎一丁目 古い家)

上大崎一丁目 古い家

かつての、増上寺下屋敷、寺町を、抜けて、坂下へ。
寺町の南側に、出てみると、そこは、まるで、異次元、あるいは、タイムスリップしたかのような、景色。
高度成長期の頃の、写真、見たことあるけど、まるで、当時と、変わっていないのだ。
古い木造家屋が並び立ち、緑も多い。
このような場所、似ているとすれば、白金あたり、だろうか。
どうして、変わらなかったのか、偶然ではなく、それなりに、理由は、あるのだろう。
おそらく、都心部にして、山の手住宅と、近接している、ということ。
つまり、都心部なので、寂れることもなく、しかも、山の手なので、再開発のような、変化が、訪れることもなかった。
そういうわけで、時代のエアポケット、のような、場所が、できたのかも。
そんな、ノスタルジーの中、さらに、南へ、歩く。
(2011年9月記)