有楽町線江戸川橋駅(関口三丁目 蓮光寺)

関口三丁目 蓮光寺

東へ。坂を、下る。
北へ伸びる、首都高池袋線の高架下を、北へ。
かつては、弦巻川が、南へと、流れていたらしい。
東側には、別に、音羽川も、流れていた、ということだ。
二つの川が、穿った、大きな谷、音羽谷。
そんな、音羽谷を、北へ、歩くと、しばらくして、西側、蓮光寺
この、寺院も、まわりと同じく、創建は、江戸時代前半、と思われる。
かくのごとく、こうした、台地の縁には、寺社、とくに、寺院が、多い。
しかも、創建は、だいたい、江戸時代の、初め頃。
一帯にとって、いかに、江戸時代が、大きな、画期だったか、ということか。
それとは別にして、当時、崖下には、雄大な、谷間の景色が、広がっていたはず。
寺院が、崖地の有効利用、という、側面もあるだろうけど、壮大な、景観も、見れたとすれば、そういう意味も、あったかも。
さらに、北へと、歩いていく。
(2011年9月記)