半蔵門線清澄白河駅(清澄庭園の池)

清澄庭園の池

清澄庭園に入ると、目の前、いきなり、大きな池。
足を止めて、池を、見渡すことになるので、なんとなく、広大な、奥行きのある、空間にいるような、気分になる。
気のせいかもしれないけど。
池の、向こう側にも、行ってみたかったが、時間がないので、池のまわりを、歩くに、とどめる。
こういう庭園、たいていは、江戸時代の、大名屋敷が、もとになっているのだが、こちらも、例に洩れず、関宿藩下屋敷だったそうだ。
ただ、それ以前は、有名な、紀伊国屋文左衛門、の屋敷だったらしい。
墓所が、すぐ、近くで、晩年の頃、このあたりに、住んだらしいから、そのようなことも、あり得るのかな。
ただ、明治時代になって、三菱財閥創始者岩崎弥太郎が、この土地の、所有者になり、整備しているし、戦災に遭った後も、さらに、整備されて、今日に、至っている。
もし、紀伊国屋文左衛門の、屋敷跡だったなら、整備しているとき、なにか、証拠が、見つかっても、よさそうなものだが。
あるいは、同時代、その屋敷のことを、描写した記事なり、あっても、よさそうなものだが。
どうも、何か、伝説のような、感じもする。
(2011年10月記)