京浜東北線川崎駅(神明町二丁目 さいわい緑道)

神明町二丁目 さいわい緑道

北西に進んで行くと、しばらくして、東西に伸びる、緑道。
細長い、公園に、なっている。
こういう緑地、たいていは、かつての、川の、跡だったりするのだが。
この場合は、ちょっと、違う。
川崎河岸貨物線、という鉄道が、通っていた跡、らしい。
南武線矢向駅から、東側、多摩川縁まで。
多摩川縁には、川崎河岸駅、という駅も、設置されていた。
ただ、砂利の運搬を専用にした、路線で、通常の鉄道ではない。
ちなみに、運搬していた砂利は、多摩川の上流。
南武線から、川崎河岸貨物線、川崎河岸駅で、その、砂利は、船に、積み替えて、多摩川河口から、あちこちに、搬送されていったようだ。
その後、高度成長期の、終わり頃、まわりの工場も、いらなくなり、廃線となっている。もっとも、それ以前に、多摩川の砂利が、なくなってしまったのだろうけど。
電通りを、さらに、北西へ、向かう。
(2011年11月記)