西武新宿線沼袋駅(新井三丁目 平和の森公園)

新井三丁目 平和の森公園

坂を上っていくと、西側一帯、生い茂る木々。
広大な公園、平和の森公園が、広がっている。
昨日の、雨のためか、木々の緑、なにか、生き生きとした、感じ。
冬枯れから、一息ついた、ということかな。
こんな風に、きれいに、整備された公園、山の手には、相応しい。
ところで、この、広々とした公園、以前は、何があったのだろう。
もとは、中野刑務所があった、ということだ。
バブルの前、安定期の頃、中野刑務所は、閉鎖、平和の森公園整備が、始まっている。
豊かな時代になって、山の手住宅地には、禍々しい、刑務所、などというものは、目障りになったのだろうか。
ちなみに、中野刑務所が、できたのは、明治時代の、終わり頃。
さらに、それ以前は、とくに、何も、なかったようだ。
実際、明治時代初め頃の、地図を見ても、何もない。
そんな、何もないところに、刑務所を、誘致した、というところかな。
時代は、流れ、今は、きれいに、整備された、公園。
公園の中、ちょっと、歩いてみる。
(2012年3月記)