中央線荻窪駅(天沼もえぎ公園)

天沼もえぎ公園

西へ、歩いていくと、ほどなくして、南側に、天沼もえぎ公園。
どうやら、この公園、用水と、桃園川の、合流地点、だったらしい。
北側に、まっすぐ、伸びる、川筋の跡らしき、細い、路地が、あるからだ。
もっとも、これでは、桃園川に、用水が、合流しているのではなく、逆で、用水に、桃園川が、合流しているように、見える。
しかも、この、まっすぐな、川筋を、見ると、天然の川、というより、こちらこそが、用水、というふうに、思えてしまうが。
実際、明治時代初め頃の、地図を、見ると、合流地点は、もっと、東側に、あったようだ。
その、合流地点、というのは、おそらく、さきほど、訪れた、八幡神社の、南側。
南東へ、流れてきた、桃園川が、用水と、合流していたように、見える。
いや、逆。
南東へ、流れていた、桃園川へ、用水が、合流していたのだ。
さらに言えば、八幡神社が、創建された当時、天沼は、その近くまで、広がっていたとすると、合流地点あたりで、桃園川が、流れ出していた、ということかもしれない。
それでは、いよいよ、北へ向かい、桃園川の、源流を、目指すことにする。
(2012年4月記)