京浜東北線大森駅(大井六丁目 もう一つの大森貝塚跡の碑)

大井六丁目 もう一つの大森貝塚跡の碑

誰もいない、公園のなか、東へと、進んでいく。
崖を、下りきると、そこには、大森貝塚跡の碑。
JRの車窓から見える、大森貝塚の碑は、こちらの方だ。
それにしても、なんで、二つあるのだろう。
大森貝塚は、明治時代の初め頃に、発見されたわけだが、大森貝塚の碑は、しばらくして、昭和の初め頃の、設置。
実は、その頃、いったい、どこを、発掘したのか、わからなくなってしまったそうだ。
なぜ、わからなくなってしまったのか、というと、おそらく、本来の、地名ではない、大森、という、名前に、あるのかもしれない。
もっと、わかりやすく、大森駅貝塚、あるいは、大井六丁目貝塚、だったら、はっきり、しただろう。
というわことで、発掘現場が、わからなってしまったわけだが、碑は、建立しなければならない。
まず、こちらに、碑が建てられ、大井、ではなくて、大森だ、という、声に、請われるままに、次いで、大森駅近くにも、碑が、建てられたのかな。
ちなみに、実際、バブル期の前、安定期の頃、再度、発掘して、こちら、大井六丁目の方が、大森貝塚の、発掘現場だと、判明したらしい。
それで、大仰にも、公園を、作ったようだ。
(2012年6月記)