山手線大崎駅(北品川三丁目 東海禅寺)

北品川三丁目 東海禅寺

東へ、向かうと、すぐに、東海禅寺。
寺域そのものは、通りの奥、南側、目黒川沿いにある。
創建は、江戸時代の前半。
有名な沢庵和尚の寺院。
江戸名所図会を、見ると、かなり、広い。
一見しただけでは、どのくらい、広いのか、わからないくらいだ。
江戸名所図会によると、まず、第一京浜沿いの、岡の上に、品川神社、そして、その南側、岡の麓に、清徳寺。
さらに、その、南側には、もう、東海禅寺の、門が、ある。
入っていくと、巨大な、山門、そして、本堂。
南側には、目黒川が、流れ、目黒川には、要津橋が、架かる。
要津橋は、今も、あるが、橋を、渡った先に、南門、とあるので、目黒川は、東海禅寺の、寺域の中、流れていたのだ。
一方、本堂の、北側には、大きな、浴鳳池が、広がっている。
西側は、今の、山手線の、東側、東海禅寺の墓所が、あるあたりまでか。
ということは、このあたり一帯、ほとんどは、東海禅寺の、寺域だったことになる。
江戸時代は、かなり、東海禅寺、盛んな様子だったようだ。
(2012年8月記)