有楽町線東池袋駅(東池袋四丁目 巣鴨監獄跡 坂下通り)

東池袋四丁目 巣鴨監獄跡 坂下通り

踏切を過ぎると、すぐに、かつての、巣鴨監獄敷地跡。
今は、南側には、造幣局東京支局、北側には、小学校と区営グランド、となっている。
巣鴨監獄の敷地が、広がっていた頃は、ここまでが、坂下通り、ということだろう。
巣鴨監獄が、完成したのは、明治時代半ば頃。
住所は、巣鴨村、なのだが、巣鴨村、雑司ヶ谷村、小石川村の、境、つまり、どこからも、遠い、村外れの場所、に設置されている。
監獄なので、当たり前といえば、当たり前なのだが。
ただ、あまりにも、辺鄙な場所だと、それはそれで、危険なのかもしれない。
ということで、巣鴨監獄の入口に、直通する、坂下通りが、作られたのだろう。
なにか、ことが起これば、すぐに、対処できるように。
そんな、巣鴨監獄なのだが、昭和の初め頃、府中に、移転しており、跡地は、拘置所となっている。
都心と、郊外への、編成、ということか。
坂下通り、さらに、歩いていく。
(2013年1月記)