秋葉原(パークタワー秋葉原)

パークタワー秋葉原

駅の東側に出る。
完成間近のパークタワー秋葉原(工事中はこちら)がたつ。
秋葉原駅北東側、昭和通りとの間に同じ時期に建った高層ビルとしてはインテージ秋葉原ビルもあり、ヨドバシカメラもある。
どの街も同じだろうが、街は方角によってそれぞれ別の顔を持っている。
西側は、文京山の手、御茶ノ水駿河台。
靖国通りを通って秋葉原に入ると、まずは大型の電気店ビルに入ることになる。
資金が潤沢と思われているのだろうか。
北西側、末広町方面は、活気のある下町(まっすぐ歩けばすぐ御徒町)。パソコンのパーツなどの小さなショップがたくさんあり賑やかだ。
南側は、下町、神田、そして、問屋街である。これからはなくなっていくかもしれないが、露天商のころの秋葉原の顔が見れる。
南東側、江戸時代、伝統の町である。ほとんど行ったことはないのでわからないが。
そして、北東側は、活気のない忘れ去られた下町、台東区である。
靖国通りからでないときは、たいてい日比谷線の駅から秋葉原に入るので北東側からとなる。
秋葉原の鬼門というわけではないけど、特に昭和通りと山手線の間はさびれた感じがしてなかなか好きだったのだが。
あたかも西側の山の手という太陽の光の影になった部分といえるかな。
しかし、最近、あっという間にヨドバシカメラができ、つくばエクスプレスの駅前広場ができ、そしていくつかの高層ビルが建ち並ぶ。
影がなくなったということは、秋葉原自身が光を放つ存在になったということだろうか。
(2006年8月記)