相模原市橋本駅北口(オラリオンサイト3番館、2番館)

オラリオンサイト3番館、2番館

そして西隣には、オラリオンサイト3番館、オラリオンサイト2番館のツイン高層住宅がある。
オラリオンサイトには、オラリオンサイト4番館とともに計3棟の高層住宅が東西に並んでいるということになる。
相模原市は、合併を進め、人口が70万人を超えれば、政令指定都市を目指すことになるらしい。
その範囲を見ると、まさに昭和の初期、戦前の軍都を思わせる。
軍都、復活ということなのだろうか。基地ができるわけではないんだろうけど。
相模湖まで広がったということは、京王相模原線は相模湖まで延伸するかもしれない。
もともと当初の予定では、橋本は終点ではなかったはずだ。
鉄道では、もう一つ、小田急多摩線がある。
相模原市北部に広がるアメリカ軍の施設(在日米陸軍相模総合補給廠)が相模原駅北口だけ部分的に返還されるらしく、そうなれば、小田急多摩線相模原駅への延伸も現実味を帯びてくる。
こうしてみると、なんだかバブルの頃とまったく同じように思えてくる。
しかし、バブルの頃は文字通り、はじけて終わってしまったが、今回は実現するまで突き進むような感じだ。
とりあえずは、橋本の開発はじきに終了する。次いで小田急線の相模大野が再開発の舞台になるだろう。そしてアンカーは、横浜線相模原駅周辺だ。
相模原駅の北口は、返還される土地なので再開発は容易だろう。さらに相模原駅まで延伸してきた小田急多摩線は、南西に進み、相模線の上溝まで延伸するので、市役所を含んだ駅南口も再開発されるかもしれない。
そのころには、橋本駅の南口も加わり、橋本駅も再開発に取り込まれ、巨大な都市になっていく。
なんだか、アメリカと戦争した旧日本軍が相模原に軍都を築いたころの勇ましい気分になってくる。
「バブルは、はじけたとき初めてそれがバブルだとわかる」
そんな、ことわざ、あったっけかな。
相模原市政令指定都市になるのは、2010年らしい。
(2006年10月記)