越谷市北越谷駅東口(ステーションタワー北越谷)

ステーションタワー北越谷

さいたま新都心駅京浜東北線に乗る。南浦和駅武蔵野線へ乗り換え、南越谷駅でさらに東武伊勢崎線
北越谷で下車。東口にステーションタワー北越谷がある。
東西に走る武蔵野線に乗っているとよくわかるが、もう内陸の奥なのに、関東平野は沼沢地が多い。
その沼沢地や大河の間の南北に続く乾いた部分に街道や鉄道路線があるようだ。
武蔵野線はいくつもの沼沢地や大河を横断していく。
昔、季節は真夏だったと思うが、東川口の方から越谷まで歩いたことがある。
越谷の西側、特に草加バイパスの西側は一面、広大な田圃だった。今でもそうだろうけど。
夏空の下、地の果てまで広がるかと思うほどの田圃。若い稲の濃い草色が一面に匂いたつように光り輝いていた。
その絨毯のような緑の稲穂のかなたにステーションタワー北越谷が見えたのだ。
たぶん、リゾート高層マンションやリゾート高層ホテルを除いて最も田舎に建っている高層ビルなのでは、とその時は思ったが。
今回、北越谷駅に降りてみたが、普通の郊外の駅という感じ。駅前まで田圃が広がっているわけないな。
ただ、越谷駅の東口、元荒川の流域は本当に風光明媚、のどかで気持ちのよい場所だった。
今もそのような環境が残っているかどうかわからない。
駅前の高層ビルぐらいは建っていてもいいけど。
ただ、周辺の環境保全のために高層ビルを建てた、なんて話はいまだかつて聞いたことはないし。
(2006年11月記)