松戸駅東口(聖徳大学生涯学習社会貢献センター)

聖徳大学生涯学習社会貢献センター

高田馬場から東西線に乗り、大手町で千代田線に乗り換える。
出発が遅かったのと、日没が早い、ということでもう夕暮れになってしまう。
大手町からだと松戸まで28分。日没ぎりぎりかもしれない。でもまあ行ってみることにする。
それにしても千代田線というのは、下町路線だとあらためて思う。日暮里、亀有、金町、そして常磐線に乗り入れているのだ。
と、感慨にふけっている間に千代田線は江戸川を渡り、松戸へ到着。
さっそく、東口へ出る。
まず最初の印象、ペデストリアンデッキの作りすぎだろう、という感じだが。
松戸は、東側にすぐ台地があり、その斜面、あるいは崖が迫っている。
だから、駅前が狭く、ペデストリアンデッキも駅前を覆いつくすように見えるのかもしれない。
ちなみにその台地の上には聖徳大学がある。
どこかのテレビ番組で、聖徳大学の学生は、松戸駅を出て、ペデストリアンデッキを歩き、デパートに入って、反対側の出口に出ると、もう聖徳大学の校舎に着く、というまったく知らなくてもいいようなことが記憶の片隅に残っていたのだが。
ペデストリアンデッキに立ち、目の前のデパートと、見えないけどその向こうの聖徳大学を見ると納得できた。
つまり、駅前高層住宅と同じく、その駅前の街とは無関係に存在しているのだ。
もっとも、目当ての高層ビル、聖徳大学生涯学習社会貢献センターは、駅の東口のやや北側にあった。まわりに飲食店のあるような場所だ。
ひょっとすると社会人相手の学習だから街中に校舎があるということかな。
そこまで、峻別して考えているわけでもないんだろうけど。
なんか、駅から街中を通らずに直行できるということを、宣伝材料にしているというのも寂しい感じがする。(宣伝してるわけではないかもしれないが)
(2006年12月記)