海老名駅南口(ビナマークス)

ビナマークス

中央線で西国分寺、西国分寺から武蔵野線で府中本町。
さらに南武線に乗換えて登戸へ。やっと小田急線に乗れる。
面倒くさいがこれが一番早い方法らしい。
小田急線で多摩丘陵を越え、町田、相模大野を通過し、海老名へ。
海老名駅南口(名称は東口)に出る。さらにやっと着いた、という感じだ。
南口(名称は東口)は、最近、ちょっと賑やかな郊外の駅ならどこにでもあるペデストリアンデッキがあちこちに伸びている。
駅からも見えるが、ビナマークス・ウエスト、ビナマークス・イーストのツインビルが東西に並んでいる。ペデストリアンデッキは、この高層住宅棟まで伸びていて、駅に直結するようになっている。
街は、海老名駅の南口(名称は東口)、400メートル四方のなかにショッピングセンターやファミリーレストランみたいなのや郊外型の店舗などが密集していて、それだけである。
その密集した中心地は、高度成長期が終わった安定期からバブル期にかけて完成したようだ。(たとえば、海老名サティ、ビナウォークダイエーなど)
もっともなんだか、まわりの果てしなく広がる住宅のなかに浮かぶ小さな離れ小島でしかないような気もする。
賑やかで結構なことだが、周辺のいたるところからクルマで乗り付けてくるようで、道路はやたらと混んでいる。
これなら、ショッピングセンターを駅前に密集さえなくても、主要街道沿いに散らばせて作った方がよかったのではないだろうか。
鉄道路線の要衝であるけど、わざわざ海老名に電車で来る客がいるのかな。鉄道を使うならそのまま新宿や横浜まで出てしまう気がする。
海老名駅北口(名称は西口)にさらに高層住宅を建てるらしいが、都心集積化の流れの中、無理な感じだ。(実際、今のところ、高層住宅の計画は具体化していない)
(2007年1月記)